感動から見えてきたもの

昨日は、吹奏楽部の長女と友達母子と一緒に「チャリティーコンサート」に行ってきましたよ!
「イチカシ」で有名な柏市立柏高等学校吹奏楽部。
ただ演奏だけだと思い込んでたからダンスや歌謡曲、光の演出など驚きの連続。
まだ高校生なのに表現力が素晴らし過ぎた。
部活の時間以外には普通に授業受けて勉強してるんだよね?と。
楽器の技術を磨くことはもちろん
見ている者に感動を与えるための姿勢。
動きも配置も計算しつくされて2時間休憩無しの公演。
ただ”音楽が好き”くらいで出来るものではない。
マーチングとか体力ないと楽器を振り回すとかできないし、
ソロなんてこの観客を前にプレッシャーに負けてる場合ではないわけで。
生徒達の堂々たる態度に尊敬さえ抱く程。
だって、冒頭の大人のご挨拶の方が、緊張に負けてしまっているように思えてしまった。
スポットライトを浴びて歌い上げる生徒達を見て
「私はこんな大勢の前ではとてもできないことだな。すごいな〜。」と思ったんです。
そしたら一つのチームに見えてきて
いろんなタイプの人が集まっていてこの場も成り立っているんだろうなって。
朝早くから部活を頑張っている生徒にも、生徒より早く起きて朝ご飯やお弁当の準備をして支えてくれている家族の人がいるということ。
ソロの生徒が人前で堂々と立てるように、良さを引き出して自信に変えていけるような関わりをしてくれている顧問の先生方がいるということ。
一生懸命に練習してきた成果を見てもらうための場を用意してくれている人がいるということ。
その演奏を楽しみに待っている人達がいるということ。
全てがあって成り立っていること。
親目線で考えてみると・・・
スポットライトを浴びて輝ける子もいれば
応援する気持ちが強い子もいる。
オリジナル曲を作って演奏しよう!って言える人がいる。
みんなと一緒なら演奏したい!って思える人がいる。
ソロになれたり1番であることって本当に素晴らしいことなんだけれど
そこだけがゴールじゃないなって。
その人にとって「その人らしくいられる」のはどの立ち位置なんだろうか。
我が子の立ち位置についても考えさせられた。
我が子にはどんな声かけをしていこうか。
この立ち位置に合った行動をしていくことが
自分開花出来る秘訣なんだと思う。
そういえば、生徒が選ぶ平成の曲1位が「世界に一つだけの花」だったりしたな。
しかも「負けないで」も出てきて
え?これ昭和じゃなくて??ってママ友と笑う・・・。
これも長女が吹奏楽部だから出会えた一日。
私は音楽にうとい。
しかしカラオケは好き。
そんなことは聞かれてない。
感動をありがとう!