「家という空間」vol.2

ブログマラソン2日目です〜。
休憩長っ!! ゴールが近づいてない感。
これ、マラソンになっているのかな?
お題は「家」についてです。
私が「家」をどう感じてるのか?書いてみます。
子どもの頃の話でも・・・
私は農家に生まれたので、朝から晩までよく働く母の姿をずっとみてきました。
養蚕もしていたのでお蚕様の桑苅りに行って桑の葉を配ってから、自分たちのご飯をつくり片付け、畑やら田んぼにいく。
夕方帰ってきたらまたその繰り返しで、お風呂は薪をくべたり、こたつも豆炭を火にかけたり今考えると家事多過ぎ。
まず、家の中でゆっくりしている母を見たことがありませんでした。
お母さんになったら座る時間もないんだな〜って思っていました。
私自身も、学校から帰ってきたら自転車に乗って弟を連れて友達のところへ。
自転車リレーとか、秘密基地づくりとかして家にいませんでした。
宿題やってた記憶が曖昧ですが・・・。
そして今は亡き祖父が、いつも怒鳴り声をあげて怒るので、
家にいたくない外でずっと遊んでいたい子でした。
農家の家は、玄関のその辺が泥だらけですし、割烹着についた”ひっつき虫”がよく私の靴下にささったり。キレイな家に憧れていました。

その後、5年生くらいからは引越を経験し、もうドラマにハマってドラマが大好きで。
「家はドラマを観れるところ」になっていきました。
そんな中でも「東京ラブストーリー」の東京で一人暮らしするみんなの部屋に興味深々。
カンチもリカもサトミの家の間取りも全部いまだに覚えてます。
サトミの家はコタツがあって、田舎から出てきた感が漂っていて・・・。
ワンルームに大きなベッドがあるリカのお部屋に憧れたもんです。
それからはヘアメイクという仕事があることを知ってそれにも憧れました。

それから 新聞に挟まった住宅展示場のチラシも大好きで。
間取りをみては、自分の部屋をせっせと模様替えしてました。
趣味=模様替え
自分の部屋を自分の好きなようにできることで「家の雰囲気はどんどん変えれる」ことが面白くなりました。
ある日突然キッチンから部屋に続くふすまの前にタンスとか置いて通れなくて家族を困らせるってことも何度もありましたね。
ふすまを開けるとタンスの裏!「あっちから回ってー!」
自分の「部屋」が無かったので、そんな「空間」への憧れを持ちながら
自分のお城が欲しい!と一人暮らしへの目標ができました。
子どものとき、家が好きではなかったんですよ。
だから、自分はこんな家に住みたい!って憧ればかりが募っていたんですね。
そして今・・・
それはそれは自由に「自分のお城」を作れる時。
だというのに私はそれをしていなかった。
先日ゆるポジの”ミランダ”こと「たかしま たかこさん」が
「過去の自分に対して今の自分ができること」ってタイトルで
動画配信しているのを聞いてボロボロ涙があふれてしまってね。
話してることはたかこさんの気づきなんだけど、
私もその気づきから気づきをもらって・・・。
今の私ができること。
見えたんですよ。
「自分の家を居心地いい自分のお城につくってみよ。」
ものだけじゃなくて、家族の関係性もです。
過去の自分にやってあげたいことです。
vol.3へ続く・・・。